こんにちは、ピナコです。
皆さんはクラシックバレエ、と聞くとどんなイメージがありますか?
優雅で綺麗で、でもハードル高そう、トウシューズって中身なに?どうやって立ってんの?w とかでしょうか?
ちなみにトウシューズは先端が平らで、中は本当につま先で立っていて、
足にはシリコンのようなパッドをつけているだけです★
私は現在28歳ですが、7歳の時から現在も「クラシックバレエ」を続けています。
プロの道にはいきませんでしたが、かつてはプロも目指し、本格的なお教室にいました。
よく、これから子供を習わせたい方や、大人になってから初めてやることを検討している方に、
「何歳から始めるべき?」
「週何回行ってたの?」
「大人になってからでもできる?」
などなど聞かれることが多いので、実は知りたいこともあるんだろうかな〜と思って記事にしました!
これから始めようと思っている方、お子様に習わせる予定のある方などに、
バレエがどんな世界で、どんなことを重視したら良いかなど、少しでも参考になるような内容をお伝えしたいと思います。
ただ、バレエ人生が長く、全てを書ききれないので、
今回はひとまず全体的なお話として少しライトに書きます(笑)
気楽に読んでくださいね!
私の経歴
はじめに、私の経緯を。
7歳でバレエを始める
踊り好きな私を見て、母が見学に連れていってくれたのがきっかけで、一気に好きになり、始める。
9歳〜18歳
9歳の時により本格的な「プロ」を目指すようなお教室に。
当時はプロを目指していたので、週5回のレッスン、夏期講習や冬季講習もありでバレエ漬け!部活等は一切できませんでした。
私のバレエ技術はほぼここで育成されています。
プロになるかどうかを考えた末、結局は大学進学を決め、受験・大学生活でバレエからは少し遠のき、一時的にブランク。
23歳〜今
もう一度やりたくなって再開し、その際にお教室ものびのびなところに変えて現在も仕事しながらゆるゆる続けています。
(発表会も、いまだに出ています!)
ざっくり、こんな感じです。
バレエは芸術
そもそもバレエって??という方は読んでください。
バレエは、ヨーロッパで発祥して広まった、言葉やセリフのない舞踊です。
バレエの中にも、モダンバレエ、コンテンポラリーなど様々ありますが、いわゆるキラキラした衣装の「チュチュ」を着て、トウシューズを履いて踊っている”アレ”は「クラシックバレエ」に当たります。
バレエは、スポーツとは違い、「芸術」です。そのため、得点やポイントを競って争うものではなく、観客に「踊りで伝える」ため、技術だけでなく容姿、表現力、感性も非常に需要になります。
スポーツとは違うということもあって、「筋肉の使い方」が特殊です。
バレエは基本的に外側の筋肉ではなく内側の筋肉(インナーマッスル)を使うので、
ムキムキになってはいけないのです(笑)。バレリーナの足が綺麗なのは、鍛え上げられたインナーマッスルによって綺麗な形になっているんですねー。
バレエのメリット・デメリット
何事にも良いところ、大変なところがありますが、
簡単にあげてみます!
バレエの良いところ
- 身体が柔らかくなる
- 姿勢がよくなる
- 舞台の楽しさが知れる
- 多少は足も長くなる(重力に逆らう動きをするため)
- 足の形が綺麗になる(内側の筋肉を使うため)
- 学校の体力測定とかマット運動が楽(笑)
- 音感、リズム感が養われる(自然と身につきます)
- 記憶力増す(振り付け覚える癖がつくので)
- 可愛い衣装が着れる
バレエの大変なところ
- 真剣にやるならバレエ中心の生活になる
- いろんな意味で親の協力大事
- 自分の癖を直すのが大変
- 苦手な動きの克服
- レッスン前の事前のストレッチ(結構だるい)
- 常に動きや技術を研究すること
- マナーや気配り
- それなりにお金かかる
お子様に習わせたい方へ
お子様が習うのを検討されている方に参考になるかな、と思うことを書いて行きます。
何歳から始めれば良いの?
趣味で習うか、プロを目指すかにもよりますが、いずれにしても
小学校低学年のうちまでには初めておくのが良いと思います。
よく、3歳から始めているという子がいて、
「え!!!はや!!」と焦る方もいるかもしれません。
早いことは悪くはないですが、早くないといけないことはないです!
世界的にも有名なバレエダンサーである熊川哲也さんは、バレエを始めたのは10歳。
正直10歳は平均より遅めなので珍しいパターンではありますが、
幼稚園からやっていないとダメ、ということはないです。
そもそも、好きでないと続きません。
本人がその気になるのも、ある程度の年齢にならないとなので、まずはバレエを好きになることが大切だと思います!
お教室選び
お教室はとても重要です。
いくつかのお教室を見学に行くことをお勧めします。
基礎をしっかり学ぶなら特に大事かな?と思う点をあげておきます。
- 先生の経歴
- プロ目指すなら輩出例があるかどうか
- 技術についてまず基礎、そして細かい動きを事細かに教えてくれる
- 実演はもちろん、生徒の間違った動きを細かく直しているかどうか(大事)
- 技術だけでなく、バレエの感性や取り組む姿勢、考え方などスタンスも教えてくれる
私の師は、
生徒よりもバレエに熱いんじゃないかというぐらいバレエを愛していて、
手の動き、足の動き、顔の向き、表現、そのあたりを細かく教えてくださっただけではなく、「自分の心が踊りに出る」と、気配りの大切さなども教えてくれました。
その時に教えは、社会人になった今もとても役に立っています。
親の協力の大切さ
バレエって、意外と親の協力が重要になってくるんですよ。。
これは正直、お教室によって度合いも内容も違うので参考までにですが!
主に必要であろうものをあげてみます。
- お教室への送り迎え(お子様の年齢にもよる)
- ママがレッスン見学することもしばしば
- 発表会前の衣装の裁縫(衣装は基本ぴったりサイズではないので、自分に合うように詰めたりマチを作ったりします)
- 発表会前後、当日のお手伝い(係がある場合もある)
どれだけ真剣にバレエをやるかにもよりますが、多分通う頻度が高いほど、自然と親が関わっていくことは増えると思います。
それなりにお金かかります
まず、お教室のお月謝。
教室によって、また通う回数によってかなり変わるのでざっくりですが
- 週1回:約6000円/月
- 週2回:約10000円/月
- 週3回〜5回:約12000円〜18000円/月
(バレエ教室によってかなり違うので、あくまで目安)
真剣にやるほど回数も増えますが、その分費用も跳ね上がります。
さらにバレエは道具も必要です。
バレエ用品は結構高いんです(笑)
例えばですが
- レオタード:通常1着¥6,000~¥10,000
基本1着では足りない&身体のサイズに合わせて頻繁に買い足します。
- バレエシューズ:¥2,000
- トウシューズ:1足¥5,000~6,000
トウシューズは慣れてくると、常に3足ぐらいは用意して日によって履くものを変えたりします。特に発表会前は多めに買って、何かの時に備えるので結構一気に飛びます(笑)
他にも、レッグウォーマーとか羽織とか、テーピング類とか色々揃えると
なかなかにお金がかかります(笑)
ここまで、お子様に習わせたい方に向けて書いてきましたが、
厳しさや教え方はお教室によって本当に様々なので、場所なども含め
その子に合うお教室を選ばれると良いと思います♪
大人になってから趣味で始めたい方へ
全くバレエとかやったことないけどできるのかな?と一歩を踏み出せない方、
ぜひ参考にされてください。
経験なくてもできる?
ご安心ください、未経験でもできます!
バレエは、これができないとやってはいけない、とかそういうものはありません。
趣味でやる分には、
身体が固かろうが、経験がなかろうが、何歳であっても問題ありません。
むしろ、やりながらできることを増やしていくので良いと思います。
最近は特に、未経験者向けのバレエ教室も増えてきたと思います。
ちなみに、私が今通っている教室も、幼稚園児のような小さい子から60代ぐらいの方まで様々な年齢層の方がいらっしゃいます。
そしてその多くが、発表会にも出ていますよ!!
私も含め大人の方は皆、行きたい時に行ったりのびのび自由にやっていて、
運動不足解消だけでなく、いろんな方とコミュニケーションも取れて楽しいです!
仕事しながらでもできる?
できます!
私もそうです。
お教室により時間割は様々ですが、大人クラスだと平日はだいたい
夜19時とか20時からのレッスンで、土日もあるので、
仕事終わりや、お休みの日を使えば仕事しながらでもできます。
大人になってから始めるのはハードル高そうに思えますが、
やっていくうちに体も柔らかくなったり、できる範囲で少しずつやっていけば良いので
あまり考えすぎず、興味のある方は始めてみてくださいね!
さいごに
私が思う、バレエの素晴らしいところは、
観客の皆様に踊りで表現できること、そして
日々のレッスンは大変でも、それを積み重ねて本番の舞台に立った時に見える景色、高揚感や緊張感、そして終わった後は言葉にできないぐらいの達成感や感動が得られる
ところです。
自分が観客側の時も、セリフがなくても、美しい踊りで伝わるもの、見ているだけで感動する瞬間は素晴らしいものです。
今回は、これからバレエを始めようかなと思う方向けに、全体的なことを
書いて行きました。少々ざっくりですが、少しでも参考になれば嬉しいです。
バレエについては他にも書きたいことがあるので、
別で記事も追加して行きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
ではまた!!